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2025.07.01

6月活動報告

◆はじめに

雨量が少なく、酷暑が続く上半期の終わりとなりました。

トレ食株式会社では、日頃より応援いただいている皆さまへ、6月の主な取り組みや進捗状況をご報告いたします。

今後の技術開発と事業拡大に向け、私たちの挑戦がどのように進化しているのか、ぜひご覧ください。

 

◆営業活動のハイライト

6月は様々な企業様からご依頼、ご相談いただいている案件を着実に進行しております。

新たなご依頼なども含め、特に重要なハイライトをご報告いたします。

 

①籾殻・竹のセルロース、パウダーの混錬試験開始、新規依頼

大手自動車パーツメーカー様とのNDAの締結が完了しました。

竹のセルロース使用した混錬・成形の試作を具体的に行なっていきます。大手樹脂加工企業様から、自動車パーツへの混錬を目的とした籾殻パウダーの注文依頼がございました。

まずはサンプルにて混錬試験を行なっていきます。

また、数ヶ月の間に、籾殻セルロースを使用したお弁当容器、外食店舗向けの容器の製品化に向けたご依頼が増えています。

これらの商品化が実現していくと、持続可能な製品づくりが加速し、環境配慮型社会へ大きな躍進となることが期待されます。

 

②端材の乾燥・蒸留の製品化

先月もご報告いたしましたJA様からのレモン果汁端材の乾燥と蒸留のご依頼について、1度目の生産を行いました。7月から定期生産を行なっていく予定です。

また、大手鉄道企業の関連会社様から蓼科産のカラマツを原料としたフレーバー抽出のご依頼があり、試作提案を進めています。

価値ある様々な廃材を、用途ごとに適した当社の技術を活用し、多岐に渡るものづくりの原料に変換していく機会を増やしていきます。

 

③企業説明会・展示会出展のご報告と予定

6月6日(金) 福島県双葉郡大熊町の大熊町インキュベーションセンターにて財務省の方に当社の取り組みをご紹介する機会をいただき、事業内容への理解を深めていただく場となりました。

また、秋には以下の展示会参加も予定しております。「第14回ふくしま再生可能エネルギー産業フェアREIF2025」「ふじのくにセルロース循環経済国際展示会」「アグリビジネス創出フェア2025」。

企業間での情報交換、研究促進、事業化を目的とし、多くの方に当社の活動を認知していただく場を増やしていきます。

 

◆生産・開発活動のハイライト

6月の生産・開発活動では、籾殻セルロースを使用した商品開発のご相談が多く、セルロース生産の増量を行います。

以下、重要なハイライトをご報告いたします。

 

①成形品試作に向けてセルロース生産量を増量いたします

お弁当容器など成形品の試作に向けて、8月までに20トンの籾殻セルロースの生産を行います。

当社の特別なセルロース抽出技術により、セルロースの大量生産が可能となり、これから多くの製品に使用されることが期待されます。

 

②竹セルロース含有アイテムの製造・販売

千葉県勝浦市様からご依頼いただいた勝浦産の竹が原料となる竹セルロース含有のカトラリーを製造いたしました。

まずは、勝浦所在の企業「株式会社モビルコ」様にて販売を開始いたします。

様々な地域の課題解決に当社の技術活用が広がっていくよう、実績を重ねていきます。

 

◆会社概要・お問い合わせ

会社名      :トレ食株式会社
所在地      :〒975-0014 福島県南相馬市原町区西町3丁目461−1
設立       :2018年6月
代表取締役    :沖村 智
事業内容     :セルロースに関する受託研究及び原料供給

コーポレートサイト:https://syokulabo.jp/

お問い合わせ先  :press@syokulabo.jp

オンラインショップ:https://sdgs.toresyoku.shop/

6月活動報告