2月活動報告
◆はじめに
まだ寒い日が続きますが、少しずつ春の訪れを感じる2月の終わりとなりました。
トレ食株式会社では、日頃より応援いただいている皆さまへ、2月の主な取り組みや進捗状況をご報告いたします。
今後の技術開発と事業拡大に向け、私たちの挑戦がどのように進化しているのか、ぜひご覧ください。
◆営業活動のハイライト
2月は営業活動において、業務提携やセルロース販売の新たな相談、工場視察等があり引き続き積極的な動きがありました。
特に重要なハイライトをご報告いたします。
・業務提携における案件
大手企業と資本業務提携を進めております。
この提携を通じて、当社のセルロース抽出技術を活用した新しい製品開発や応用が期待されています。
・連続式処理機における案件
全国のいくつかのJAから弊社のシステムに興味を持って頂き3月に視察に来ていただきます。
全国の未利用植物性廃棄物の活用を進める一助になればと考えております。
引き続き連続式処理機の試験を行い、精度を高めていきます。
・籾殻や竹のリグノセルロースのサンプル提供における案件相談・受注
大手素財メーカー、建材メーカー企業からリグノセルロースのサンプル受注がありました。
また、大手商社からホテルのアメニティ用として籾殻セルロース混錬商品開発のご依頼がありました。
弊社の素材が様々な業界から注目され使用されることで、環境に配慮した商品が世の中に増えていくことが期待されます。
・復興副大臣・南相馬市長の視察
2月25日 弊社の小高工場に輿水恵一 復興副大臣、門馬和夫 南相馬市長が視察に来られ、弊社の研究や活動報告を行いました。
東日本大震災の被災地である南相馬市にも多くの耕作放棄地があり、セルロースの原料となるソルガムの作付けの重要性について助言をいただきました。
地域創生、持続可能な社会づくりに貢献できるよう、引き続き研究を進めてまいります。
◆生産・開発活動のハイライト
2月の生産・開発活動では、セルロースの製造・混練技術に関する取り組みや、生産設備のバージョンアップ準備などにおいて進展がありました。特に重要なハイライトをご報告いたします。
- 大手食品メーカー向けの名刺生産におけるセルロース受注生産・研究
昨年末に大手食品メーカーが当社製造のセルロースを使用した名刺を採用してくださり、良質なトマト葉パルプの研究、製造を進めています。
- 新しい原料からのセルロース抽出・混練の研究・相談
大手総合商社からオカラセルロース混錬の試験依頼を受け、良好な結果を出すことができました。
また、ビート由来セルロースの抽出試験を経て、引き続き今後の協業可能性検討に向けて追加研究を行っていきます。
◆会社概要・お問い合わせ
会社名 :トレ食株式会社
所在地 :〒975-0014 福島県南相馬市原町区西町3丁目461−1
設立 :2018年6月
代表取締役 :沖村 智
事業内容 :セルロースに関する受託研究及び原料供給
コーポレートサイト:https://syokulabo.jp/
お問い合わせ先 :press@syokulabo.jp
オンラインショップ:https://sdgs.toresyoku.shop/