2024.10.09
もみ殻から作った植物性トレーが 福島県内の学校給食・有名ホテルで採用へ
トレ食の技術を活用して、もみ殻から抽出したセルロースで作ったトレーが福島県内の学校給食や有名ホテルで採用されました。
◆概要
トレ食の技術を活用して、廃棄物として捨てられていたもみ殻を再利用し、もみ殻セルロース51%とポリプロピレン(PP)49%のコンパウンドからトレーを製造し、今までのプラスチック100%のトレーに比べて自然に優しいトレーを製造しました。
現在は福島県内の学校給食や有名ホテルでも一部採用いただいており、今後取引先も増えていく予定です。
また8月には東京日本橋にある福島県のアンテナショップで販売イベントも実施し、多くのお客様に購入いただきました。
◆トレ食の技術
もみ殻にはシリカというガラス質が含まれているため、 再利用などが難しく、今まで多くが廃棄されていました。
トレ食はシリカ除去を行うことに成功し、 セルロースの抽出を行うことが可能となりました。
もみ殻セルロースを 51%、ポリプロピレン (PP) を 49% 混ぜ合わせたプラスチックペレットを作り、成型を行うことで植物由来の地球にやさしいトレーが完成しました。
また本製品は、古くなり、長く使い込んだ後に回収・粉砕することで再度トレーや他のもみ殻製品を作る材料へと再利用することが可能です。
◆会社概要・お問い合わせ
会社名 :トレ食株式会社
所在地 :〒975-0014 福島県南相馬市原町区西町3丁目461−1
設立 :2018年6月
代表取締役 :沖村 智
事業内容 :セルロースに関する受託研究及び原料供給
コーポレートサイト:https://syokulabo.jp/
お問い合わせ先 :press@syokulabo.jp
オンラインショップ:https://sdgs.toresyoku.shop/
もみ殻から作った植物性トレーが 福島県内の学校給食・有名ホテルで採用へ